2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

桂文枝師匠の創作落語にかける情熱

中学生の頃、古典落語に嵌って、落語研究者の興津要さんが編集した講談社文庫版『古典落語』シリーズを次々と読破したものです。身近に寄席がなかったせいもありますが、専ら活字を通して古典落語に親しんでいきました。「こんにゃく問答」や「強情炎」のよ…

インパール作戦の戦場は想像を絶する要害だった!

終戦記念日に放映されたNHKスペシャル「戦慄の記録 インパール作戦」を観て、しばらく茫然自失状態に陥りました。8月15日から10日余り経って少し気持ちの整理がついたので、番組の感想も交えて史上最悪の陸戦と呼ばれるインパール作戦について触れてておきた…

不忍池の蓮〜見るなら早朝にかぎる〜

今年も大輪の蓮を見に不忍池に足を運びました。蓮は早朝に花を開かせ昼には花びらを閉じてしまいますから、早起きし車を飛ばして9時前には現地に入りました。このところどんよりした空模様が続いたため、過ごしやすくて助かりました。これが普段の年であれば…

猛暑日に達磨さんに眼を入れてもらう!

猛暑日の昨日、だるま市で有名な深大寺へ急遽足を運ぶことになりました。2泊3日で帰省していた次男が、突然<だるま>を買い求めたいと言い出したからです。前夜、家族水入らずで焼肉を食べていたときのことでした。聞けば、調達した<だるま>を11日から山…

「金麦特等席」に感謝感激!

一昨日の夜は、サントリーさんのお蔭で久しぶりに豪華な花火大会に酔い痴れました。出かけたのは第58回いたばし花火大会、会場最寄駅は都営三田線の高島平・西台になります。自宅のある中央線沿線からば板橋は縁遠い地域、池袋以北となれば土地勘は皆無とい…

増殖する非正規労働者

最近、メットライフ生命から送られてきた「私たちの日本とお金のはなし」という小冊子を読んで、働く人の約37.5%が「非正規労働者」だという現実を知りました。80年代後半には10人に1人程度でしたから、雇用形態はこの20年あまりで激しく変化したことになり…

島尾ミホ原作『海辺の生と死』の映画化

舞台は奄美群島の加計呂麻島(かけろまじま)、第二次世界大戦末期に朔中尉率いる海軍魚雷艇部隊がやってきます。本土から遠く離れた島には子供たちの島唄がこだまし、平和でおだやかな暮らしが保たれています。朔中尉(永山絢斗)は九州帝大で東洋史を修め…