2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

AI関連投信は看板に偽りあり!

AI(人工知能)関連投信に資金流入が続いているそうです。投信嫌いなことを知りながら、懇意の証券マンは懲りずにアプローチしてきます。2017年2月24日現在で三井住友の「グローバルAIファンド」の純資産額は2595億円、2016年9月9日の当初設定時は901億円でし…

早春の植物観賞

梅が満開を迎えています。先々週は小金井公園、昨日は神代植物公園に出掛けて咲き誇る梅を観賞してきたところです。桜の季節と違って少し肌寒いので、人出は少ないのかなと思いきや、家族連れの姿が目立ちました。桜に比べると、梅の花は密集して咲かないの…

掛け時計の修理で知った職人気質

掛け時計が故障したので、いつもお世話になっている吉祥寺の時計屋さんに修理を依頼しました。今回で2度目の修理になります。修理のために壁から外してみると、ふだんからさりげなく見ていた時計だったことに改めて気づかされました。いざ修理で不在となると…

「門出二人桃太郎」〜血脈を繋ぐ初舞台〜

昨日は、中村勘九郎さんの長男七緒八君(5歳)と次男哲之君(3歳)の初舞台「門出二人桃太郎(かどんでふたりももたろう)」を観に歌舞伎座へ。一幕見にさえ長蛇の列、なんとか滑り込みましたがその直後、札止めになってしまいました。2月2日に初舞台を迎えた兄…

「サウルの息子」〜過酷な運命を背負ったゾンダーコマンドという存在〜

WOWOW初登場の「サウルの息子」を視聴したので記事をアップしておきます。アウシュビッツ解放70周年を記念して制作され2015年に公開されたハンガリー映画です。第86回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した作品でもあります。この作品でデビューを果たしたネ…

「並河靖之七宝展」@東京都庭園美術館

先週末、都内でも屈指の高級住宅街、港区白金台にある東京都庭園美術館で開催中の「並河靖之七宝展」(1/14〜4/9)を鑑賞してきました。博物館や美術館が軒を連ねる賑やかな上野の杜と違って、庭園美術館は建物全体が隣接する自然教育園の豊かな自然と同化し…

日本政府がシリア難民を300人受け入れるというが・・・

新聞のヘッドラインに目を奪われると本質を見誤ることがあります。今年から5年間で日本政府が300人のシリア難民を受け入れるという最新記事をよく読むと、すでに日本で学んでいる留学生やその家族を内乱の続くシリアへ帰国させないという措置であることに気…

「この世界の片隅に」〜銃後の暮らしを描いた佳作〜

「昭和20年、広島・呉 わたしはここで生きている」というポスターのサブタイトルがじんわりと心に染み入るような映画でした。乏しい製作費をクラウドファンディンで賄ったこの作品に徐々に共感の輪が広がり、全国公開に至ったと聞きます。原作はこうの史代さ…

『忘れられる権利』に言及しなかった最高裁決定(2017-1-31)

検索サイトに逮捕歴が表示されるのは人格権の侵害であるとグーグルに記事の削除を求めていた男性の仮処分申し立てが、1月31日付けで最高裁第三小法廷に斥けられました。 一審のさいたま地裁は「ある程度の期間が経過すれば犯罪を社会から『忘れられる権利』…

映画「エゴン・シーレ 死と乙女」と等身大の鏡

エゴン・シーレ(1890-1918)の絵に強く惹かれるようになったのはいつ頃からだろうかと気になって、書棚からシーレの評伝を幾つか引っ張り出してきて奥付けを確認してみました。『エゴン・シーレ』(フランク・ウィットフォード著・講談社)(1984年1月) 『…

いつから「恵方巻」が「巻き寿司」の代名詞になってしまったのか!?

節分といえば恵方巻、そこらじゅうのスーパーやコンビニで「恵方巻」の予約受付けをしているのを見ると、「恵方巻」のルーツをご存知かと思わず突っ込みを入れたくなります。「恵方巻」ブームの仕掛人はセブンイレブンということになっているようですが、も…